白髪染めと死んだ細胞の話

強いストレスで、一夜にして白髪になってしまう。
そんな話を一度は聞いたことがあると思います。
死刑を宣告されたフランスの王妃、マリー・アントワネットは、監獄で一夜にして白髪になってしまったという話はとても有名な言い伝えです。
しかし、実際にこんなことはあるのでしょうか?発毛細胞により作られた髪の毛は、メラニン色素を作る細胞により黒く着色され、黒髪として生えてきます。
つまり、毛根で髪の毛が作られる瞬間に髪の毛の色は決定されているのです。
一度生えた髪には血液も神経も通っておらず、既に死んだ細胞であり、生体の状態が既に生えた部分に影響を与えることはありません。
ですので、この話はただの迷信だと考えられます。
ところで、白髪と言いますと、白髪染めをする方が多いと思います。
白髪染めは髪に色を付けるものであることは確かなのですが、実際白髪が黒く染まるまでには、髪の毛にいろいろな変化が起こっています。
先ほどお話したように、髪の毛は既に死んだ細胞から出来ています。
生きている細胞であれば、肌に怪我をしても自然治癒するように、ダメージを受けてもある程度修復されるので問題ないのですが、髪の毛はそうはいきません。
死んだ細胞である髪の毛は、一度傷つくと元には戻りません。
トリートメントなどに修復機能を持ったものもありますが、実際に傷ついた髪が修復されているわけではなく、傷ついた部分を修復成分で補完し、ある程度「マシ」な状態に近づけているだけです。
白髪染めは髪の毛にダメージを与えます。
髪の毛にある表面の細胞を無理やりこじ開けて、そこから色素を浸透させます。
この「こじ開ける」際に髪の毛にダメージを残すのです。
もちろんこの時に受けたダメージは二度と修復されません。
こう聞くと、白髪染めをするのが少し怖くなりさえします。
少しでも少ないダメージで染めたいと思うのは必然でしょう。
でも、このダメージを少しでも軽減する方法ならあります。
白髪染めをする際、髪の毛が一定のダメージを受けてしまうのは避けられません。
一度の白髪染めで希望通りに染まらない場合、二度染めをする場合がありますが、これはかなりのダメージを残します。
ですので、放置時間を調節して、なるべく一度で染め上げるのが一つのポイントとなります。
白髪染めをした後は、しっかりと薬剤を洗い流しましょう。
少しでも薬剤が残っていると、白髪染めに含まれるアルカリ剤が髪の毛にダメージを与え続けることになります。
また、白髪染め後のケアも重要です。
白髪染めによって開いたキューティクルがバサバサのままではそれだけでダメージが増えることになります。
トリートメントを使ってしっかりケアしましょう。
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